2012年11月22日木曜日

山田幸永(絵画)

多賀網代文化展 出品作家紹介 その17


山田さんは、多賀で生まれ育ち、40年に亘り仕事の傍ら
油絵を描き続けてきました。
絵を習い始めたのは大人になってから。
全国から作品が集まる公募展などに出品し、
腕を磨かれてきました。


今は仕事は最前線を引退し、好きな絵画に没頭できる幸せな日々とのこと。
画業40年を越えなお、新しい作風に挑戦し続けています。


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山田明(建築模型)

多賀網代文化展 出品作家紹介 その16

山田明棟梁の出品作は、全国有名寺社の精緻な建築模型です。
できるだけ、実物と同じ工法で作ることを目指しているとのこと。

そして、古く美しい大工道具が並ぶこの空間は、
山田さんが先人の技と思いを伝えるために、自ら建てた私設博物館です。

見学も可能なので、興味ある方はお問い合わせください!

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2012年11月21日水曜日

望月士(陶芸)

多賀網代文化展 出品作家紹介 その15
望月さんは、熱海生まれの陶芸家。
白と青が印象的な、川沿いのすばらしい環境のアトリエです。
陶芸は瀬戸で修行し、独立後にメキシコに行かれたことなどが影響しているという
明るくおおらかな作風が魅力です。


うつわからオブジェまで、様々な色、形の作品が
かっこよく並べられていました。

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三澤憲司(彫刻・絵画)

多賀網代文化展 出品作家紹介 その14


三澤さんは、これまで日本各地に大きな彫刻作品を多数制作してきた作家さん。
あなたの身近な公園や駅にも三澤さんの作品があるかもしれません。
三澤さんも移住組。
かつて、多賀にアーティストが集まり
創作活動をしていた時代があったそうです。
その頃から多賀に住まわれています。


作品、不思議なオブジェなどが混在する広いアトリエ。
左下の方の墨の作品は近作の絵画作品。
偶然性に身を任せる独特の技法で、抽象的な世界を描かれています。


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2012年11月20日火曜日

廣瀬坦(絵画)

多賀網代文化展 出品作家紹介 その13

廣瀬さんの絵画作品は、「ミニマリズム」。
ドイツで学んだ、余分なものをすべて削ぎ落とした、「最小限芸術」という考え方です。


壁には、様々な色や形が並んでいます。
ストイックだけど、あたたかさも感じるのは、
古い着物の布を使った作品もあるから。
多賀での生き方、それ自体が「ミニマル」とおっしゃってました。



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浜田聡(写真)

多賀網代文化展 出品作家紹介 その12


東京日本橋から多賀に移住されたカメラマン、浜田さん。
これまで、雑誌や広告等の撮影で活躍されてきた方です。
フィルムカメラにこだわるプロ。


 同時開催の、エタブルオブメニーオーダーズのファッションショーの広報誌。
会場である熱海芸妓見番で撮影されたこちらの雰囲気のある写真も
浜田さんによるものです。
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2012年11月19日月曜日

西島則雄(木工)

多賀網代文化展 出品作家紹介 その11


西島木工は、様々なアイディアと高い技術で、注目されています。
西島社長と奥様(奥にいるのは宿輪さん)が持っているのは
独自開発した「木のシート」。



木そのままの木目が美しい、
紙のように薄いシートには、文字を印刷することもできます。
それでいて、強度は抜群。
オーダーメードにも対応してくださるとのこと。


西島木工

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2012年11月18日日曜日

仲村渉(鍛金)

多賀網代文化展 出品作家紹介 その10

 仲村さんは、伊豆高原(多賀網代よりもう少し南)で制作をしている鍛金作家さんです。
鍛金とは、鉄や銀・銅などの金属を、熱しながら叩いて形を作っていく工芸技法です。
工房には、様々な種類の金鎚や材料となるインゴット、タガネなど
独特の道具がたくさん並んでいて、見飽きません。

仲村さんが使われるのは、銅が多いとのこと。
こんな風に、大きな照明の作品も作られています。
鍛金は、偶然アルバイトに入った師匠との出会いからはじめたとのこと。
より良い制作環境を求めて、愛知県から伊豆に移住されてきました。
「硬くて冷たい」金属に「あたたかみ」を生み出す「鍛金」です。


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土屋満男(板彫り)

多賀網代文化展 出品作家紹介 その9


元、腕利きの素潜りの漁師の土屋さん。
引退後の趣味として独学ではじめた、板彫り。


自作の詩を、彫刻刀で木の板に彫りつけます。
書かれる詩は、人生観や、家族・友人への感謝の気持ち、
季節の変化や日々の生活の中で感じたことなど。
どれもが心に響き、多くの人の共感を得ています。


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2012年11月17日土曜日

宿輪吉之典(プロダクトデザイン)

多賀網代文化展 出品作家紹介 その8


この文化展の発起人のひとりでもある、宿輪(しくわ)さん。
本場ドイツで工業デザインを学び、
これまで公共建築などの大きな仕事をたくさんされてこられた方です。

橋のデザイン。
ヨット好きというところから、ヨットのモチーフ。

多賀網代でも、いろいろな作家さんや職人さんと
コラボレーションして商品開発されています。

取材から冊子の製作まで、各作家さんとの調整などで
大変お世話になりました!


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2012年11月16日金曜日

佐藤喬(陶芸)

多賀網代文化展 出品作家紹介 その7


佐藤さんは、様々な陶産地で修行後、多賀に移住されてきた陶芸家です。
移住して35年ほど、作家仲間の中でもリーダー的存在。

様々な土や釉薬を用いられますが、
最近は、野趣あふれる、豪快な作品が魅力。


「TD窯」TとDは、おふたりの名前の頭文字。
大量の薪を何日も燃やし続ける穴窯。
取材時は、ちょうど窯出しの日でした。
この窯で焼いた作品が見られるかどうかは、本番でのお楽しみ。



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2012年11月15日木曜日

近藤正樹(木工)


多賀網代文化展 出品作家紹介 その6

近藤さんは、函南町丹那から特別出品です。
この方はSeCueでもいつもお世話になっている仲間の1人です。

近藤さんも移住組。
数年前、アイルランドでの修行から帰国し、
工房によい場所を求めて、偶然たどり着いたのが丹那でした。

動物をイメージした、つるっとぬめっと家具は
是非実物を触って欲しい!

一部はホームページでも見られます。

 masaki kondo


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2012年11月14日水曜日

北田久美子(陶芸)

多賀網代文化展 出品作家紹介 その5

北田さんは、横浜から移住されてきた陶芸家です。
女性らしい感性で、シンプルで形のきれいな作品を作られる方です。
お茶をやってらしたそうで、茶陶や普段使いのうつわを中心に作陶されています。

アトリエ兼ギャラリーも、こんなに素敵!
アジアの雰囲気と、和の陶器。

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2012年11月12日月曜日

オオサワアキラ(絵画)


多賀網代文化展 出品作家紹介 その4

静岡の人なら見覚えがあるであろうポスター。

去年の多賀網代文化展のチラシ。

この、カラフルで躍動的な、
一度見たら忘れられない絵を描かれているのは、
オオサワアキラさん。

昨年まで熱海市内にお住まいでしたが、
浜松に引っ越され、凱旋出展して下さいます。

作品は、勤務する浜松の福祉施設で、
障碍者の方々と共同で作り上げた作品ということ。

観客の前で大きな画面を描く、
ライブペイントを得意とする作家さんですので、
無垢な心で身体を動かして絵の具と戯れる楽しさが
あふれるような作品じゃないかと今から拝見するのが楽しみです。


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2012年11月11日日曜日

岩澤文子(着装と礼法)


多賀網代文化展 出品作家紹介 その3

「多賀網代」をキーワードに開催する
この文化展は、出品される作品のジャンルも
多岐にわたるのですが、
岩澤さんが出品されるのは、
成人式を想定した、和の装いの提案です。

若い頃は、モデルとしても活躍されていたという岩澤さん。
着物の着こなしが美しい、和装と礼法の先生です。

熱海は温泉街なのに、
和装のおかみさんが減ってしまったことを
憂いていらっしゃいました。

伊豆は、和装が似合う土地です。
私も着たいなあ。


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2012年11月10日土曜日

エタブルオブメニーオーダーズ(ファッション/新居幸治・洋子)

多賀網代文化展 出品作家紹介 その2

50音順で紹介しますので、
2回目は、多賀にアトリエを構えるファッションデザイナー
「エタブルオブメニーオーダーズ」の新居夫妻です。

エタブルについては、SeCue4号「海と私」でも
取材させていただきました。
厳選された素材による個性的な服や鞄作りで世界でも高く評価されています。
この日も、奥さんの洋子さんはパリへ出張中でしたので、
幸治さんにお話を伺いました。

エタブルのお2人は、
もともとこの地域の出身ではありません。
移住されてくる作家さんの多くが、
伊豆は、消費地(東京)との距離と
自然環境のバランスがよいとおっしゃいます。

なぜ、ここなのか、ということは、
幸治さんも常に考えていることだとおっしゃってました。
その答えの一つとして、
今回の多賀網代文化展に合わせ、
エタブルオブメニーオーダーズはファッションショーを行います。
会場は、「熱海芸妓見番」。
熱海の芸者さんたちが踊りを披露する場所です。
どんな空間になるのか楽しみですね!

Eatable of Many Orders


エタブルオブメニーオーダーズ2013春夏コレクション ポラーノの広場
会場 熱海芸妓見番(熱海市中央町17-13)
入場料 1000円
定員 200名
衣裳 エタブルオブメニーオーダーズ
スライド原画 小林敏也
音楽 OVERROCKET
踊り 熱海芸妓
舞台演出 池内万作
舞台美術 近藤正樹
音響 AO
お問い合わせ 0557-67-0718/info@eatableofmanyorders.com(エタブル) 



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2012年11月8日木曜日

ディビッド・アタマンチャック(陶芸)

多賀網代文化展 出品作家紹介 その1



この、子供のように無邪気な笑顔の外国人陶芸家。
口から出ることの8割は冗談ですが、
とても真面目で、日本人より日本人らしい陶磁器を作られます。

カナダ出身のアタマンチャックさんは、
東洋陶磁器の深い精神性にふれ、
出光美術館や東京藝術大学で学び
池田満寿夫の陶作品の共作者でもあったという
経歴の持ち主。


取材した日は、アタマンチャックさんら、
多賀網代の陶芸家たちが共同で製作した
薪を長時間炊いて焼成する、「穴窯」の窯出しの日でした。
この、原始的な窯で作品を作ることは、
長年の夢だったそうです。
初運転、果たして、うまくいったのか?

結果は、文化展の会場で見られるかも…?


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